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基本的に真面目な俺はイライラする、悪い奴らのためとはいえ、今夜までにやっつけなくちゃなんない、超ハードなお仕事の最中なんだから。
ヲタ男特有のくだらねぇ借金をこさえた挙句、会社の金を自分の口座へ横流しするようなクズ青年に、仕事に対する責任感なんかあるわきゃないけど。
そんなクズとヲタ趣味つながりの知り合いで、救いの手を差し伸べるフリをしながら、同じ地獄へと引きずり込んだ親父はもっとクズだろう。
クズ親父の不始末に巻き込まれ、物心つく前からヤクザの自社ビルで監禁生活を送らされてる15才の俺が、一番真面目に仕事に取り組んでるって状況だ。
不始末の発端はさっき捕まったヨメだから、つまりは俺の母親もクズである。
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