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こんなのおかしい、普通じゃない、非常識だし、見つかったら完全犯罪者だし…、
頭に浮かぶ、いくつもの理性。
それが、ひとつひとつ…快楽の海に沈み、私をダメな女に成り下げていく。
「…っ、無理、神代、くんの、ばか…」
「嫌?なら、やめようか?」
いまさら…、今更、そんな風に言う彼は、意地が悪すぎる。
実際、口元がニヤッと嫌な笑みを浮かべているし。
…ひどい、ひどい、ひどい…酷いのに、
「きも、ちぃ…、やめ、ないで」
どうして、…心の底から拒否できないのか。
「ふふ、素直になった。」
「バカ、…死ねぇ、え…」
「…あと、5分くらいかな…。聖奈さん、早くイかないと、バレちゃうよ?」
「…あ、んん」
さらに激しさを増した指が、一気に私を責め立てて…
神代くんの言った5分も待たず、私の腰は宙を舞った。
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