三章. 前前前夜 〜計画〜

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三章. 前前前夜 〜計画〜

「どう?間に合いそう?」 帰り間際に、沙織さんが寄って来た。 絶好のタイミング。 「今夜と、月曜日で何とか」 「いよいよね〜楽しみ!」 やはりいい笑顔だ。 「あの…明日の日曜日は空いてますか?」 「うん!午後からなら大丈夫。丁度見たい映画が始まったんだ〜♪」 「じゃあ、いつもの駐車場で」 「分かった!あんまり無理しちゃダメよ」 ポンッと肩を叩いて、帰って行く彼女。 よしッ!と心で呟く僕。 結局23:00。 今夜はコンビニも道も、悩むことはない。 Let's go straight! トンネルを抜けて、まっしぐらに帰宅した。 二人で映画。 いいムードの余韻に浸りながら、明日こそは! 告白への計画実行あるのみ。
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