69人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
零章.回想にて
人生には、数え切れない程の岐路がある。
車での帰り道。
新しく出来たトンネルを抜けるか?
走り慣れた山道を行くか?
その分岐点で光るコンビニの看板。
寄るか?
寄らないか?
とりあえず、なんとなく寄ってみる。
雪見だいふくにするか?
やわ餅アイスにするか?
そんな些細な選択も一つの岐路。
でも、予想もしない運命に繋がることもある。
知らず知らず誰もが、無数の岐路を生きる。
それが奇跡を起こすことも…
あるとは知らずに。
最初のコメントを投稿しよう!