005 Goddess at twelve o'clock

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「すまない、東悟君。量子コンピューターの人工知能に質問したところ、このような状態になってしまった」 俺は、手を合わせ、東悟君に詫びた。  「どんな、状態なんですか。TOKIは」 東悟君は、相変わらずゆっくりとした歩調で量子コンピューターへと、向かう。  「ああ、この研究が、完成するか、と尋ねたんだ。そうしたら特定の文字列が何度も、何度も、表示されるんだ」 俺は、量子コンピューターの画面を指さす。 すると、そこには、警告、12、5、10、510と表示された画面があった。  
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