第10話 黒狐

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極道一家 浴矢会ではとんでもない乱闘騒ぎになっていた。 「ぎゃああああ!」 「な、なんだ?なんなんだ?こいつら、3人しか居ないのに…」 黒い狐の仮面を被った人が、浴矢会の構成員に攻撃する。 「浴矢会の会長は、どこだ?」 「誰が言うかよ」 バキッ!! 「うわぁ、すげぇな」 「さすがっす」 「邪魔者は、蹴散らす」 その一方、浴矢会地下室。 「会長、こちらです」 口を塞がれ、両手両足を縛られている葵の姿。 会長 浴矢蒼貴を見て、怯えていた。 「これはこれは、可愛いらしい子猫じゃないか。親父は、失敗したらしいが。俺は、そんなことしない」 「うっ…」 ドサッと兼屋が倒れる。 「おい!」
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