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しばらくしても治らないので、仕方無く帰る事にした。楓に連絡を入れて家に帰り、寝室へ入れば更に具合が悪くなる…
布団で寝ようとしても眠れず体が痛む。息をするたび雪那の香りがして、あたまがおかしくなりそうになる。ベッドに上がり枕の匂いをかげばそれだけで下半身が熱くなる。
淫茎を取り出してゆるゆるしごきながら匂いをかぐ。手が止まらず秘孔も弄り、必死に快楽を得ようとする。何度熱を吐き出しても足りない…体が痛い…気が狂いそうだ。
気を失うまで精を吐き出し、目が覚めた時にも雪那は居なかった。体の痛みもなく熱も引いていて、俺は汚した布団を洗濯し終わってから風呂に入った。
出て服を着てしばらくしてから恭也と一緒に帰ってきた。どこに行っていたんだ?どうして最近恭也と一緒に居るんだ?俺より恭也の方が良くなったのか?
「ただいまリク。見てほしいものがあるんだ」
「…よ…」
「え…?」
「なんだよ俺より恭也と居た方がいいのだろう!?俺に隠し事してるし夜だって相手をしてくれないだろう!?」
俺は自分が抑えられなくなっていて、つい言いすぎてしまったがどうしようもできない。二人共驚いて俺を見ているが、俺が一番驚いてるんだ。
隣を通り抜けて走って行こうとしたら腕を掴まれた。振り向いて見れば雪那に腕を掴まれていて、目を見ればまっすぐ俺を見ている。
大人しくして見ていればゆっくり車椅子から立ち上がった。俺がそのまま見ていればおぼつかない足取りで歩いて俺を抱きしめてきた。
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