い第十四話「排泄量チェッカー、売れるか!」

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い第十四話「排泄量チェッカー、売れるか!」

 福田「排泄量チェッカー、最終テストはじめーーー」  田中「はい、健康機器の大革命、排泄量チェッカー、テスト開始ーーー」  福田「まずは、小便」  田中「よーし、小便」 『じよろじょろじょろじょろ』  田中「先輩、排泄量パネルの目盛りが止まりました。280です。280グラム出ました」  福田「それではいよいよ本番の、大便」  田中「よーし、大便。この善き日を記念して、わたくし勝負パンツを履いてまいりました」  福田「いい心がけだ」  田中「それでは!」 『うーむ、すっぽん』  田中「いきなり棒グラフが跳ね上がりました。380グラム!ああ、我慢してた甲斐がありました」  福田「排泄量チェッカーを使用した感想はどうだ?」  田中「このリアルタイムのリアクションがなんともたまりません。なんだか、僕、生きている実感が沸いてきました」  福田「そして、だ、この結果は大型画面でリビングでも見られるようにする」  田中「家族全員がどれだけたくさん出たかを見るために、でしたね」  福田「そうだ、便秘がちでお悩みの方が『すっぽん』と出た日にゃ」  田中「『すっぽん』と出した日にゃ」  福田「家族みんなで」  田中「みんな揃って」 2bb2d410-4c98-4d55-a276-b3efcfa1dcf1 「たいへんよく」と、花が咲く。  田中「うーん、さすが先輩!『すぽん』を家族で共有できるのですね」  さあ、売れるか、排泄量チェッカー!!   <おまけ>  作者の「でました」ネタを披露したいがためにこんなくだらない実験につき合わせた福田と田中、どうもありがとう。  注)文中のイラストは「illustAC」さんからお借りしたものを加工しました。
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