もう足踏んづけられるのは懲り懲りです

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 小学校の時から菅原家と家族ぐるみの付き合いだ。  母親同士ヨガ教室仲間で、その縁であやと知り合った。小学校三年生の時だった。  あやの母は「この子友達があんまりいないの。仲良くしてやって」と頭を下げてきた。  第一印象は「くるくる表情が変わって可愛い。こんな子何で嫌われるのだろう」だった。  ヨガ教室が終わるのをよく一緒に待っているうちに遊ぶようになった。  
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