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「そうなんですか？」
≪優真、好きな子がいるんだろ？
しかも、親父さんは知ってるぞ・・・。
好きな子を作るのはいいが、まだ、早いとも言ってたらしい。
どんな子でも反対はしないけどって・・・≫
じゃあ、自由を与えないのは・・・
≪今は、勉学に専念させてって・・・≫
だから部活と勉強だけの・・・
≪接触を少なくさせるために、塾ではなく家庭教師みたいだ。
送り迎えにしてるんだとよ≫
卓さんは優真には言うなよって電話を切った。コンコン。
医務室に向かった。
「仁、どうしたの？」
「姉貴、さっき、卓さんから電話あって、親父、優真に彼女がいるのを知ってたみたいだな」
「やっぱり。外回りの時か帰宅時に見たんじゃないの？」
可能性はあるか・・・
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