02:過去のはなし

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02:過去のはなし

ーーーーー 大学1年の夏、、、 大学の入学式で唯一仲良くなった友達 南 玲奈(ミナミ レナ)と一緒に玲奈の地元の花火大会に来ていた。 ずっと友達付き合いが苦手な私は 友達は玲奈だけだった。 『さくら、花火の時間までに腹ごしらえしよ〜』 「いいね!私、たこ焼き食べたい!」 たこ焼きとカラアゲを調達した私達は 河川敷に座り、女2人で花火を待っていた。 「うわ、周りカップルだらけ…」 『ホントだ…私達、ピチピチの女子大生なのに なんか虚しいね…』 「私は玲奈と一緒がいい。 玲奈に彼氏いなくて良かったよー」 そんな事言いながら、 いつのまにか食べ物は空っぽになっていた。 「玲奈、ちょっとトイレ行ってくるね。」 玲奈は『了解〜』と手を振った。
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