02:過去のはなし

3/30
前へ
/167ページ
次へ
圭介の隣はすごく居心地がよかった。 けんかもほとんどないし 圭介は凄く優しい。 たくさんの時間を一緒に過ごし たくさんの想い出ができていく。 初めてのデート 初めてのキス 初めてのお泊まり 初めて愛し合った、、、 今だに好きが増していく。 もうすぐ出会って三度目の夏が始まる。 圭介が私の全てだ。 圭介のいない人生なんて考えられない。 『さくら、おいで。』 圭介は優しく私の手を引くと 私のお気に入り【Waz(ワズ)】のアロマキャンドルに火をつけた。 キャンドルの灯りとホワイトローズの香りに 包まれながら、圭介が私にキスをする。 これが私たちの甘い時間の始まり…
/167ページ

最初のコメントを投稿しよう!

286人が本棚に入れています
本棚に追加