02:過去のはなし

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※※※ 圭介は私の初めての相手だ。 私の体を知り尽くしている彼が 毎夜私をとろとろに溶かしていく。 「あぁ…っ」 圭介の首に手を回し、キスをしながら 次々に襲ってくる下腹部の快楽に 必死に耐える。 「けぃ…だ、いすき…」 『さくら…っ』 圭介の汗が私の額に落ちる。 どんどん刺激が増していく。 私の意識が遠のくころ 上半身に暖かく心地良い重みを感じる。 私は彼の体をわずかに残った力で抱きしめた。 何度体を重ねても慣れない。 ふと我にかえり、私の顔は真っ赤になる。 圭介はそんな私の目を見て 『さくらは本当に可愛いな…』 私の頭を撫でながらフッと笑った。 普段はクールで口数の少ない圭介だが 愛しあっている時間はとんでもなく甘い。 そのギャプに私はどんどんハマっていった。
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