18:再スタート

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広いレストランホールには 正装した男女がざっと50人ぐらいいて 立食パーティーのような雰囲気。 前方には高砂があり 遠くて顔は見えないが 白いドレスを着ている女性と グレーのタキシードを着た男性が座っている。 「圭介…これって…」 どう見てもどう考えても ウェディングパーティーだ。 『さくら、ついて来て。』 私の手を握り前方へ進んで行く彼。 私はこの状況を理解できないまま 素直に彼に着いていく。 高砂に座っている女性と目が合う。 『……ウソ……さくら…?』 彼女の目が大きく見開き瞳が揺れる。
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