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あとがき
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お読みいただき、どうもありがとうございました。
ここから先は前述しました通り、毒にも薬にもならない愚痴のような日記のようなあとがきです。しかも長文です。
お時間があり、かつお気が向かれた方のみ、どうぞ。
この1年半、私にとっていろいろな出来事が起こりました。読んでいただいている皆様も様々な日々をお過ごしになってきたことと思います。
全人類に共通する危機と言えるコロナ禍に始まり、それに伴う生活の変化はもちろんですが、いくつかの個人的な出来事が重なり、拭い難い無力感や不安、怒りに襲われたことが何度かありました。
それが原因か、好きだった文章を書くことができなくなり、焦る→あきらめる→更に書こうと思えなくなる、といったサイクルを繰り返しておりました。もともと上手いわけでもないしそこまで痛手ではなかろうと高をくくってみるも、やはりショックでした。
今回の投稿は落ち込んでいた間にちまちまと苦し紛れに書き溜めていたものたちです。ですので、だいぶ期間が飛び飛びです。
俳句や短歌は文字数が少なくて済み、自分の思ったことを、悪く言えば気取った形で、よく言えば人様にお見せしてもよい形に比較的短時間で仕上げることができます。この時間は私を救ってくれました。
そして、今も信じ難く、許し難く、忘れ難い出来事が次々に起こっているな、と悲しくなります。
感染が拡大している状況下でのオリパラの強行、断続的に発令される基準の曖昧な緊急事態宣言、フェミサイド事件、セクシャルマイノリティーへの差別攻撃、度重なる政治家による差別/セクシュアルハラスメント発言など、挙げればきりがなく、ニュース等を通じてたびたび目にします。
同時に、自分に何ができるかを考え続けるしかないのだと思い知らされます。恥ずかしいことにコロナ禍でなければ、私はこれらのことについて考えることをせず見て見ぬふりをして生きていた可能性があります。
私個人ができることといえば可能な範囲での寄付や署名、対人での感染対策、自分の中の差別思考を認識すること、それを助長しない行動をすること、くらいになります。正直、それらが完璧にできているかと問われればできていません。それでもやっていくしかありません。
この2020年春よりおおよそ1年半の間は、本当に、本当に腹の立つことばかりでした。自分に向ける怒りも、そうではない怒りもたくさんありました。
ですが、挙げた声が例え届かなくても、起こした行動が例え何の意味もないように思えたとしても、それら全てがなかったことには決してならないとも思うのです。
とにかく今は自身の体調管理に気を配り、引き続き感染に注意しながら生活していきます。最近は寒暖差が激しい上、すぐ冬になりそうですし。あと、文章を書くだけでなく読むことも億劫になっていましたので、積読を崩していこうと思います。小説の投稿もまたしたいです。します。
最後はただの抱負になってしまいました。しかも当然のことしか言ってません。恥ずかしい。
こんなだらだらとしたあとがき(?)にまでお付き合いいただいた方、本当にすみません。ありがとうございます。
皆様もどうぞご無理をなさらず、好きなことをして美味しいものを召し上がって、お身体を労わってお過ごしくださいませ。
それでは、こちらで終わりとさせていただきます。
またお会いできましたら、とても幸せです。
胡茄
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