第3話 ギャップ

3/3

42人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
一方で、学校では 「朝陽さ〜ん。」 と鈴羽が和真を呼んでいた。 「はーい。今すぐ行きまーす。鈴羽さん、どうした?」 「夏鈴は来てないの?体操服返そうと思って来たんだけど、、。」 「熱があるから、休むと言う事なら聞いているけど。」 「誰から聞いた?」 「先生だけど。」 「そうなんだ。今日一緒に、夏鈴の家行かない?私一人だけでは行きにくいから。もちろん、晴樹さんも!」 「あ〜。うん。一緒に行こうか。」 「ありがとう!今日の放課後は急すぎるかな?」 「今日の放課後は、晴樹と一緒に遊ぶ予定だったから丁度いいや。今日行こう。」 「本当にごめんね!晴樹くんにも、よろしくと伝えておいてね!じゃあ、帰り校門前で待ってるから〜。」 「はーい。晴樹に言っとく」 鈴羽は、自分のクラスに戻っていった。 「晴樹〜!今日の放課後、夏鈴さんち行くって。」 「はぁ。なぜそのようなことに?」 「鈴羽さんが、体操服返しに行くから付いてきてって。あと、プリントも届けないといけないから。」 「あー。了解。俺らだけで行くかと思ってびっくりした。」 「俺らだけでいけるわけがないやんか。家知らんし。」 「まぁ、そうやけどな。」   「ていうことでよろしくな!」 「あーい。」 今まで休む事はなかった夏鈴に、一体何があったのか。 第4話に続く・・・。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

42人が本棚に入れています
本棚に追加