42人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
一方で、学校では
「朝陽さ〜ん。」
と鈴羽が和真を呼んでいた。
「はーい。今すぐ行きまーす。鈴羽さん、どうした?」
「夏鈴は来てないの?体操服返そうと思って来たんだけど、、。」
「熱があるから、休むと言う事なら聞いているけど。」
「誰から聞いた?」
「先生だけど。」
「そうなんだ。今日一緒に、夏鈴の家行かない?私一人だけでは行きにくいから。もちろん、晴樹さんも!」
「あ〜。うん。一緒に行こうか。」
「ありがとう!今日の放課後は急すぎるかな?」
「今日の放課後は、晴樹と一緒に遊ぶ予定だったから丁度いいや。今日行こう。」
「本当にごめんね!晴樹くんにも、よろしくと伝えておいてね!じゃあ、帰り校門前で待ってるから〜。」
「はーい。晴樹に言っとく」
鈴羽は、自分のクラスに戻っていった。
「晴樹〜!今日の放課後、夏鈴さんち行くって。」
「はぁ。なぜそのようなことに?」
「鈴羽さんが、体操服返しに行くから付いてきてって。あと、プリントも届けないといけないから。」
「あー。了解。俺らだけで行くかと思ってびっくりした。」
「俺らだけでいけるわけがないやんか。家知らんし。」
「まぁ、そうやけどな。」
「ていうことでよろしくな!」
「あーい。」
今まで休む事はなかった夏鈴に、一体何があったのか。
第4話に続く・・・。
最初のコメントを投稿しよう!