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自己紹介
僕はインターホンを鳴らした。
「お、アルルか。入ってくれ。」
サタンおじさんが出てくれた。ちょっとうるさいけれど、いざというときには頼れるおじさん。けど、おじさんって言ったら怒るんだよね。だから僕はだいたい呼び捨てで呼んでる。
「さあアルル、わたしの部屋に入って手続きをしようか。」
サタンおじさんの部屋は玄関から一番近くて広いらしい。それから僕の部屋は
この部屋の隣、そしてこのシェアハウスの住民の説明もしてくれた。
これでよしっと
「サタン、できたよ。」
「わかった。じゃあそこに置いといてくれ。」
これで最初の手続きも終わったし、早速自分の部屋に…
「アルルちゃ~ん!さあわたしと少しお出かけを…」
「鍵ももらったし、もう自分の部屋に戻るよ。荷物も整理したいし。じゃあねサタン!」
「アルル~そんなこと言わないで~」
僕はサタンおじさんが追いかけてくる前に部屋から出て扉を閉めた。
これは制服で、このハンガーに。そして…。
今日持ってきた荷物を片付けていたら、お腹がすいちゃった。ごはんは共同だっけ?僕は食堂に行った。そしたら、5,6人くらいの人がもう集まっていた。
「あら、あなた今日ここに来た人かしら?」
「この子かわいい!よし、美少女勝負だ!」
「まずは自己紹介からだろ。ルルー、ドラコ。私はラグナス。ぷよ学園2年生だ。」
「私はルルーよ。よろしく。」
「あたしはドラコケンタウルス。よろしくね。」
とても個性豊かな人達みたい。ラグナスって人が一番話しやすそう。
「シェゾ、ウィッチあいさつしたらどうだ?」
「あら、気づきませんでしたわ。ウィッチさんですわ。よろしくですわ。」
「…シェゾだ。」
皆からの自己紹介が終わって気が付いたけど、僕は自己紹介をしてなかったや。
「僕はアルル。よろしくね。」
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