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♯1 暇つぶしに合体しちゃう✨😜✨💕
カーテンの隙間から差し込む、真夏の眩しい日差しが肌を焦がすようだ。
すでに気温は三十五度を上回り、この夏の最高気温をマークしている。
今日も間違いなく酷暑日だろう。
いったい何日、こんな暑い日が続くのか。
もちろんエアコンはフル稼働だ。それでも暑く感じるのは僕だけではないだろう。
気のせいか、防音設備は完璧なはずなのにエアコンのモーター音に混ざって、どこかからセミの声が聞こえてくる。
ここは『私立 矢里満高校』の保健室だ。
かすかに鼻にツーンとするような消毒液のニオイが漂っている。
ボクは、保健室のベッドの上に仰向けになって寝かされていた。
そのボクの下半身を跨ぐような恰好で、美少女のアランが見下ろし小悪魔のように微笑んだ。
「フッフフ……、ねえェ、ポー!!
暇つぶしに、一発、合体しちゃうゥ……」
なんとも、あけすけで淫靡なお願いだ。
「えッええええェーー……!!
な、なッ、なにを言ってるんだァァ!!」
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