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♯3 姫乃樹アラン✨😜✨💕
「うるさいなァ……」
美少女のアランは煩わしそうに顔をしかめソッポを向いた。
ボクの名前は、友永 歩。
そして今ボクの下半身に跨がっている美少女が姫乃樹アランだ。
ボクの担任する女子生徒のひとりだ。
金髪ヤンキーで担任したクラスでは、一番手を焼かせる問題児だ。
しょっちゅう喧嘩をして、その都度、ボクが謝るハメになった。
ここ湘南近辺では『ワイルドビーナス』の異名を取り、地元では知らない者がいないほど有名だ。
『ワイルドビーナス』と聞くと、怖い印象があるが、見た目は可愛らしく圧倒的な美少女だ。
はじめはアイドルなのかと思ったほどキュートなルックスをしている。
担任する女子生徒でなければ、イチ推しにしたいくらい可愛らしい。
ボクは無類のアイドルヲタなので、こんな美少女が周りにいると、ドキドキしてしまう。
どうして保健室のベッドの上でアランに下半身を跨がれているのかと言えば、少し説明が必要だろう。
だが今は、説明をしている暇はなさそうだ。
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