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「痛いよ」
「じゃあな、行ってくる」
蒼太のことも強く抱きしめてから、別れを惜しむように蒼真さんは日本を離れた。
はるか遠くに消えてしまうまで、蒼太は飛行機に向かってずっと笑顔で手を振っていた。
この子は私が守るから。
どんなことがあっても。
だから安心してね、蒼真さん。
初めて出会った頃の2人からは想像もつかないけど、私達は結構お似合いの夫婦なのかも知れない。
なんて、やっぱり厚かましいけど…
それでも、あなたはとてつもなく深い愛情を毎日私にくれたから…
だから、私は「愛されてる」って…
ちゃんと信じていられるよ。
永遠に蒼真さんから離れたくない、ずっとあなたと共に生きていきたい。
こんなにも幸せにしてくれて…本当に、本当にありがとう。
白川先生、私はあなたが大好きです。
いっぱい、いっぱい、愛してる。
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