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【仁side】
やっと楓が落ち着いて来た。
今回ばかりは優真に助けられた。
「安心したな・・・未来ちゃん」
「うん。まだまだ、楓は優真と寝てるけどね」
「だが、優真が何も言わないんだ・・・いいんじゃないか?」
・・・そう、送り迎えも未来ちゃんで大丈夫になったし、楓も颯と触れ合えるようになった。
「だけど、楓が優真と部活にいくじゃない?」
「あぁ、華か?」
土日の部活に楓が行くから『華も行きたい』と言い出したが、楓が『ダメ』と優真で出かけ華が拗ねる。
「楓もダメって言わないといいけど、言うじゃない?」
「まぁな。」
「しかも、優真も何も言わず、楓と出かけてしまうし。
最近、華が何でお兄ちゃんの部屋で寝てばかりなの?って言い出して」
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