幸せ

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幸せ

あの雪の日から 僕は 修道院の施設にいる 楽園なんて ない筈だった でも 僕にとっては 楽園だ 僕たちは 仲がいい 喧嘩ひとつしない 皆で わいわいと 宿題を 教え合って 仕上げる 修道士の お二人が 食事を 作って下さる とても 美味しい この間 神父様が 来て下さった 靴屋さんと一緒に 沢山のスニーカー [ 沢山の献金が ありました。良かったですね。] 靴屋さんは 慎重に 僕たちの足を見て スニーカーを 決めてくれた ナイキ と言う ブランド品だ しかも 二足ずつ 嬉しかった
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