中富の場合

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中富の場合

「欲しんでしょ?俺の事」 「…ん…」 どうしていいかわからない目で、 俺を見つめる女。 この女は、俺のことが好きだ。 だから、今こうして覆いかぶさる俺に、 何も言わないし、抵抗もしない。 乱暴にキスをして、 胸の膨らみを揉みしだく。 こんな乱暴にされてるのに、 俺を受け入れてる。 下着から手入れて、 指を滑り込ませる。 触れたそこは、驚くほど濡れている。 触れた瞬間、ビクッとなる。 「入れてほしい?」 コクリと頷く。 「じゃ、ちゃんと言って」 「…あ、、あ」 こんな乱れて、 恥ずかしいとか思ってるのかよ。 思わず笑ってしまう。 「ほら、早く」 俺だって、限界だ。 下着をずらして、 俺のをその入り口にあてがう。 腰が動く。 「動くなよ、入っちゃうじゃん」 「あ、あん…ご、ごめんなさい」 バカか。 「それともわざと?入れたいの?」 思わずニヤけてしまう。 それにも馬鹿正直に、 反応して見せる。 「え?図星?入れようとしたの?」 そらしていた目を、 すがるような視線に変える。 「俺のこと好きすぎるでしょ?」 彼女の入り口から溢れたしずくが、 俺のをつたってくる。 やべーな。 むちゃくちゃ溢れてくるじゃん。 「ほら、言わなきゃ」 焦らされてるのは俺もいっしょ。 「あぁ、入れて、 ほしい、   のやつ、 ほしい、あとチュウも」
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