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では、心霊現象は全否定するのかと言われそうですね。
まぁ、全否定しても良いのですし仏教と関係のない話なのですが、一つの仮説として亡くなった方の魂がフワフワ浮遊しなくても心霊現象は起こり得ると思ってます。
例えばものすごい臭いものが、いつまでもそこにとどまって周りに悪影響及ぼす事ってありますよね?
匂いの原因であるものが無くなった後もいつまでも残ってる臭いは目には見えませんが多大な影響力を持っています。
そして、そういう臭いの影響を受けやすいのは人間より嗅覚の優れた動物です。
動物には我々の見えない臭いの世界があるに違いありません。
犬の見る世界は白黒という事らしいので人間より不便だと思われてますがその代わり臭いで世界を見てるとも言えます。
また、写真は強い光によって像が焼き付いて何年もその姿を留めます。
優れた画家の絵は何年も後の人に同じ思いを呼び覚ましますね。
同じように強い想いというのは転写する可能性があると思うんですよ。
実は仏教にも草木や無機物も生命であるという記述があります。
そして、草木成仏という言葉もあるので、逆に良くない想いとかも無機物に残る可能性は十分にある。
そして、それらに感化しやすかったり、感じやすい人、同じ臭いを持ってる人が引き付けられる可能性もなくはないかと思います。
ただ、その場合も霊魂などではなく、強烈な思念が転写した物、場所という捉え方が正しいと思います。
もちろん、これは仏教の話ではなくて、私の想像なのですが、、。
一昔前の幻魔大戦という小説の中で出てきた残留思念という考え方に似てるかもしれません。
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