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かの有名なフロイトの心理学と言うと恐れ多い気がしますが、私の理解の範疇で解説します。
フロイトさんは人間の精神の発展を三段階に分けてそれぞれアド(或いはイド)、エゴ、スーパーエゴと名付けました(アドと言うといまをトキメク歌い手を連想しますが名前の由来になってるのかは不明です)
まずはアドと言われる最初の段階では生存本能や生殖本能がそのまま現れます。
赤子が無意識に行う行動の殆どがこれにあたりますね。
生物である以上生存本能がもっとも先に現れるのは当然です。
しかし、長じてくるといつからか自分と自分以外をなんとなくですが理解しますね(俺か俺以外か!じゃないですよw)。
これをエゴと名付けてフロイトさんはとても重要であるとしました。
今ではエゴイストなんて英語のせいで悪い心象しかありませんが、本来のEgoは芽生える事でもう一段階精神的に発展する大事な部分である訳です。
なぜならエゴが芽生えることで、羞恥心や自尊心、競争心などが派生的に芽生えるからです。
そして、更により精神的に発展していくと、社会的自我というところに辿り着くと言われています。
これがスーパーエゴと言われていて、社会の中での自分の役割について考えたりする段階ですね。
他人の為に役立つ事で自我を確立するわけですが、フロイトはこのスーパーエゴも行き過ぎてはいけないと考えました。
あくまでも、Egoを中心に置いて本能的な欲求と社会的な自我をコントロールすべきであると考えてたようです。
つまりこれは、見方を変えると自我の住所である第七識(末那識)を心王とすべきであるという様にも捉えられますよね?
結論は違いますが西洋の叡智が東洋の聖人の悟りに肉迫している様に感じます。
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