Save your Heart.

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※R18表現あり    一度熱を吐き出した気怠い身体を抱き上げられて先週は一人で寝ていた広いベッドに運ばれた慶一朗は、上がる息を何とか整えてベッドに座るとリアムがその横に腰を下ろした為、顎でベッドヘッドにもたれ掛かれと伝えると訝りつつも慶一朗の望みを叶えてくれる。  感謝の言葉を伝える代わりに小さな音を立てて唇にキスをし、尻を上げろと笑み交じりに伝えれば今度もその通りにしてくれた為、窮屈そうに下着の中に納まっているものを引っ張り出すようにリアムの下着を脱がせる。 「……」  ドラッグストアでスキンを買った時に想像していたが、慶一朗の目の前に姿を見せたものははっきり言って今まで経験したことのない大きさで、大丈夫だろうかと一抹の不安を感じつつ上目遣いにリアムを見ると、自慢しているような申し訳ないような顔で見つめられてしまう。  それが同じ男としてのプライドを傷付けるものだったが目の前にある現実を認めないわけにはいかず、複雑な感情を込めつつドイツ語でクソッタレと呟くとリアムの手が頬を宥めるように撫でる。  その手に噛みつきたいのを堪えながら今やすっかり形を変えたものに両手を添えた慶一朗は、先ほどされたことと同じように小さな濡れた音を立てて先端にキスをするとそのまま口に咥えるが、想像以上の大きさと長さに喉の奥でくぐもった声を上げてしまう。 「……ぐ、……っ」  気持ち良いなと慶一朗の髪を撫でながら目を細めたリアムは、予想していた以上の気持ち良さにぞくりと背筋を震わせ、今までの彼女達とのセックスを思い出してしまう。  彼女達は柔らかくて優しく時には激しく包み込んでくれていたが、今、苦しそうな顔になりながらも必死に己のものを咥える慶一朗と較べれば何処か温度の低さがあった。  だが、慶一朗の口の中は想像以上に熱くて、それがモノに添えられている掌や撫でている頬からも伝わってくる事に気付き、いずれこれを突っ込む場所を想像した瞬間、我慢出来ない快感が背筋を駆け上がり思わず身体を震わせてしまう。 「ん……っ!」  それがダイレクトに伝わったらしく慶一朗が苦しそうな声を上げて口から吐き出した後、上目遣いに睨んでくる。 「何を考えた……?」 「……お前の中。きっと熱くて気持ち良いんだろうなって」
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