16人が本棚に入れています
本棚に追加
/90ページ
ホテルの敷地内には
大きなプライベートビーチがあったので、2人で夕陽を眺めながら散歩をした。
トシ「本当に穏やかな時間で楽しいね」
まりあ「ほんとうに。日常が毎日こうだったらいいよね」
トシ「日常は疲れるの?」
まりあ「だって、仕事のこととか、
人間関係とか、なんか疲れちゃって。
未来のことを考えると疲れちゃって。
何も考えずにただこんなリゾート地でゆっくりするのは癒されるね」
トシ「そんなこと考えたこともなかった。
ただ今を楽しむこと、それしか考えたことなかったな」
最初のコメントを投稿しよう!