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まりあ「トシってさ、なんで女遊びに興味ないの?」
トシ「いきなりどうしたの⁈」
まりあ「前に言ってたよね。
女遊びしてるより、男友達と遊んだり、趣味に没頭してる方がずっと楽しいって。
でも世の中には女遊びがずっとやめられない人もいるでしょう?なんでかなって」
トシ「うーん。女遊びが一種の趣味になってるパターンの男の子もいるよ。
よっぽどのことがない限りやめられないと思う。
俺は、女遊びしようと思って試してみたけど、
全然楽しくないし、むしろその時間がつまらなく思えて、一度ちょっと体験してハマらなかったパターンだよ」
……試してみたのか
確かに、試さないといつまでも
幻想を抱くだろうから。
トシとはゆったりとした時間を過ごした。
彼がいなければ、
きっと今頃ケントのことばかり考えて、
頭がぐちゃぐちゃになって…
ケントへの思いが爆発して、
メンヘラ女になっていたと思う。
改めてトシの存在をありがたく思った……
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