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いつもならばわたしの家に向かうところだが
なんとなく……
今日はセックスしたらすぐ帰りたい気持ちの方が強かった。
私たち2人は、ホテルへ向かった。
ユキトは、爽やかな顔からは想像つかないほどの雄々しい筋肉をもった体つきだった。
このギャップは女の子キラーだなと思った。
ユキトとの時間はとても甘かった。
たくさんのキスを体中にしてくれ、
そして想像もつかないくらいに激しいセックスは
ケントを超える快感だった。
ユキトのことが好きという感情があるわけでもない。
ただエクスタシーを感じるという点では
今までで1番だった。
正直驚いた……
感情がなくとも、
大好きなケント以上の快感を得れたことに。
ユキトのことを好きになったら
果たしてどうなるんだろう、と考えてしまうほどに。
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