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2人で他愛のない話をした。
しかし、話すにつれて違和感を感じてしまった。
あっ……私たち会話が合わない……
このままデートしてもきっと会話がずれて楽しくないだろうなと思うような内容だった。
わたしは適当に相槌を打ち、
出てきたステーキの味を堪能した。
人間同士は不思議なもので
お互い好きなことを話すだけ話しても
なんか楽しかったな、とお互い思うこともある。
しっかりお互いの会話のキャッチボールをしたにも関わらず、
なんか疲れたな、合わなかったなと思うこともある。
それは、言葉にできないような
お互いが放つ空気感が
会話内容より重要なんだろうと思う。
「気」が合うとはうまくできた言葉だ。
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