同時進行

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ケント「後で部屋にいくから」 コソッと私にそんな言葉を残して、私たちは各部屋へと戻っていった。 シャワーを浴びて、再度メイクをしてから ケントが部屋に来るのを待った。 コンコンッ 妙に緊張する……さっきまで一緒にいたのに変なの…… まりあ「どうぞっ」 ケント「なんで声上ずってるんだよ」 パジャマ姿で訪ねてきたケントは、 シャワー後で髪がぺシャンとなっていたが、相変わらずかっこよかった。 まりあ「なんか、異国だから変な気分で。妙に緊張しちゃいました」 ケント「プラハにいるのに、2人でこうして会うのってやっぱり不思議だよな」
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