プロローグ
1/1
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
98人が本棚に入れています
本棚に追加
/
168ページ
プロローグ
「狐が勝ちましたか?
紫乃
(
しの
)
さん」 「そうそう」
南天
(
なんてん
)
の声に調子良く答えた紫乃は、ゆっくりと
神路
(
かみじ
)
の方へその狐面を向けた。 「この世のものとちゃう変なもんと向き合うときはな、目も耳も信じられん。ヤツらはうちらに都合の良い姿で都合の良い言葉を囁いてくるからな。ま、旨い話には気いつけるんやな」 そう言って笑いながら面を外した彼女は、噂の通り周りが見惚れるほどの妖艶な女性だった。
/
168ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
98
スターで応援
2,596
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!