あなたへ贈ることばをさがす

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まさかのポエムとは。 希がどんな顔をして何を考えてこれを書いたのか、僕にはどうしてもわからなかった。 「ボイジャー一号は私とこの星を繋いでくれた。私はこの星や人々に何も求める気はないし、この男も私に何かを望むことはなかった。男の中には確かにボイジャーが在る。この後、その足跡を伝える手段がなくなっても、ただ進み続けるのだろう。私はそれでいいと思うし、この男もそうだ。何度もいうが、君がこのことを信じなくても全く構わないのだ」 そう言い残し、宇宙人希は立ち去った。 あんみつ代は僕が払った。 希は今どこにいるのだろう。 【完】 9543c72f-dfad-4b60-bd0a-982c8b9b5741
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