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午前9時を回り営業の神崎さんと別れ、セキュリティドアを抜けて営業部であろう男性たちが私を見ながら営業電話をしている横をすり抜ける。
パーテーションに区切られた丸椅子が並ぶ少し変形型の一列のテーブルが置かれた場所で見崎部長が「みんな少し業務を止めて!」と促す。すぐに部署の一列が部長と私を見る。
「本日から、私たちの仲間となる伊月さんです。では、簡単に自己紹介!」
「本日からお世話になります!伊月美玲と申します。よろしくお願いいたします」
「おねがしまーす!」
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