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通路奥の隔離された部屋に通されるパーテーションで区切られていて、ドリンカーの横を通り過ぎて扉が見えた。
その扉には憩いの場と書かれた張り紙。
扉を開けると中は小さな3畳ぐらいで、テーブルと椅子だけの何もない空間だった。
席にかけるように促されてようやくそのロングヘアーの女性が、腰掛けながら手に持っていた太めの冊子をテーブルにドサッと少々荒い置き方をして名前と少し挨拶をする。
「朝井です。部署主任を務めさせていただいております。業務の方向性は私から出しますので、よろしくて?」
「はい! お願いします」
「では、早速始めます」
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