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やがて俺とレオンはグラン隊に配属され、戦場に出た。
そこで8年コツコツと積み上げてきた戦闘の腕を買われ、2人とも順調に昇格していった。
それに伴って責任も増えた。
部下に指示を出し、まとめ上げ、上官と連携をとる。
時には悩みを聞き、受け入れ、導く。
それらは全て戦争を終わらせることへと繋がる。
気づけば元々背中を押すつもりだったレオンが俺の背中を押し、グリーフ王国に7人しか存在しない隊長にまで上りつめていた訳だ。
そうやって自分の人生が自分のものだけではないこと、
他人の人生に関わっていくことの重要さを知った。
戦い傷つく仲間を見て、生還を喜び泣く部下を見て、ただ俺の横で剣を振り続けるレオンを見て
心の底から
終戦を求めるようになったんだーーー
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