第2話

1/1
前へ
/4ページ
次へ

第2話

(修行の始まり)  ミザリーとジュミアは、子供達 に説明した。 「僕とイシスは、テレサとスバル 叔父さんに早く会いたい、早く助 けたいです。だからもっと強くな りたいので、修行を受けます」 「うん、私もお兄~ちゃんと一緒 です」 『クレアわ?』 「もちろんよ~ママー♪」 「強いな、お前は。きっと将来パ パを超える、国王になるぞ」  と、言ってブルームがアレンと イシスを抱き上げる。 「パパ~♪」と、2人は楽しそう に笑っていた。  クレアは、アレン達を見て少し 羨ましい顔をしていた。それを見 ていたパルテが、クレアを抱き上 げた。そしてパルテはクレアに言 った。 「大丈夫だ。クレアのパパは、必 ず戻ってくる、テレサもな」 「うんパルテ♪」と、クレアは笑 って少し元気がでたみたいだ。 「パルテは、この神殿に残ってく れ!この歳の子供達は父親が必要 だ。アテネアが戻って来る迄、ク レアを頼む」 「分かったブルーム」 「アンジェさん、城を頼みます」 「はい、シルビアさん」 『ルネア、それから皆。城の事お 願いね』 「分かったわ姫様」 「ハイ!」 「はい、ニャーン」  ルネアと皆が返事をした。ブル ーム達は、城に戻った。ジュミア 以外の神王達も、魔力の高い上位 神達を探す為、一旦自分達の神殿 に帰った。  神殿にはミザリー、ジュミア 、 クレア、アレン、イシス、パルテ 、バート、ティア、ミリス、シル ビアの10人が残った。 『1日も無駄にしたくないから明 日からガンガン行くわよ~♪』 「ミザリー、子供達の様子見なが らだぞ!」 と、父バートが言った。        -2-
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加