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第2話
(修行の始まり)
ミザリーとジュミアは、子供達
に説明した。
「僕とイシスは、テレサとスバル
叔父さんに早く会いたい、早く助
けたいです。だからもっと強くな
りたいので、修行を受けます」
「うん、私もお兄~ちゃんと一緒
です」
『クレアわ?』
「もちろんよ~ママー♪」
「強いな、お前は。きっと将来パ
パを超える、国王になるぞ」
と、言ってブルームがアレンと
イシスを抱き上げる。
「パパ~♪」と、2人は楽しそう
に笑っていた。
クレアは、アレン達を見て少し
羨ましい顔をしていた。それを見
ていたパルテが、クレアを抱き上
げた。そしてパルテはクレアに言
った。
「大丈夫だ。クレアのパパは、必
ず戻ってくる、テレサもな」
「うんパルテ♪」と、クレアは笑
って少し元気がでたみたいだ。
「パルテは、この神殿に残ってく
れ!この歳の子供達は父親が必要
だ。アテネアが戻って来る迄、ク
レアを頼む」
「分かったブルーム」
「アンジェさん、城を頼みます」
「はい、シルビアさん」
『ルネア、それから皆。城の事お
願いね』
「分かったわ姫様」
「ハイ!」
「はい、ニャーン」
ルネアと皆が返事をした。ブル
ーム達は、城に戻った。ジュミア
以外の神王達も、魔力の高い上位
神達を探す為、一旦自分達の神殿
に帰った。
神殿にはミザリー、ジュミア 、
クレア、アレン、イシス、パルテ
、バート、ティア、ミリス、シル
ビアの10人が残った。
『1日も無駄にしたくないから明
日からガンガン行くわよ~♪』
「ミザリー、子供達の様子見なが
らだぞ!」
と、父バートが言った。
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