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これはあくまで私の夢であって、被害妄想に近いものなのかもしれない。
実際に先生にこんなことをされた経験はないから。
私はふと思った。これは先生の夢でもあるのではないかと。
先生もこんなことを考えているのではないかと。
生徒を痛めつけてストレスを発散する想像をしているのではないかと。
最低な想像だ。先生に失礼だけれど、0%ととは言い切れないから謝らない。
今回の夢に登場した先生なら、考えていてもおかしくない。
むしろそう考えてくれていた方が、先生を先生として尊敬しなくて済む。
そっちの方が楽だし、何より安心する。
それからというもの、この夢は私の心の奥底にトラウマとなって住み着いてしまった。
ふとした瞬間にこの夢で体験したことを思い出す。鳥肌が止まらなくなって、どうしようもなく泣きたくなる。
今でも私は、先生という存在に怯えながら暮らしている。
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