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「ねぇ、さくら。門…」
「兄貴の馬鹿。生徒会に言ってなかっただろ」
「生徒会?」
「あぁ、普通は生徒会が迎えにくんだよ。今日は誰だろうな。あ!」
「ん?」
「ちょっとこれ持ってて」
さくらは俺にバッグを預ける。
「?どうした?」
「変装だよ変装。」
「なんで」
「この容姿だから」
「?綺麗じゃないか」
「っ///いや//じゃなくて…その兄貴がお前はその…」
「見た目がいいから、か」
「んま、そんな感じ」
「でもここは女子はいないだろう?」
「だからだよ」
「だから?」
「ここはホモが多いんだ」
「うわ」
そう言ってさくらはもっさりとしたかつらを被る。
「そ、それって返って無駄じゃ…」
「……それ以上言うな…」
「お、おう。頑張れよ」
「大丈夫だ。こんなやつ誰もかまわねぇよ」
「わぁフラグ」
「そんなこと言ってお前も…//」
「なんだよ。俺はさくらのその変装と変わらねぇ見た目だって?そんなん知ってるけどもナニカ?」
「はぁ?それ素で言ってる?」
「え、なに」
「はぁぁぁ(無自覚かよ、、俺が守らねば)」
え?なんか副音声あるっぽいけど、口に出してくんない??
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