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勇から電話が来て、伊吹君の面接の日時を聞いた。
やべー、俺は、連絡先を聞いてねぇから、帰って春奈にさせ変わって貰うか。
まぁ、俺も勇のとこなら安心だからな。
仕事を終えて帰宅し、春奈に言って電話してもらった。
《もしもし、お義兄さん》
「おう、急に悪いな」
《あっ、いえ。それで》
「勇から頼まれたんだが、明日の10時に社長室で面接だそうだ」
《あ、ありがとうございます》
「まぁ、頑張れよ」
《はい。俺の連絡先、姉貴にい聞いてください》
「じゃあ、俺のも春奈に聞いてくれ」
電話を切ると、『決まったんだね。伊吹の面接』と春奈が言った。
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