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「ちょ、ちょっと来なさい!」 そう言うと母は僕の手を取って引きずるようにして神社へ連れて行った。 そこには、何もなかった。 いや、実際には建物も賽銭箱もあったけど、先ほど見たものとは比べようにならないくらい汚れて、蜘蛛の巣が張りまくっていた。 地面には雑草が僕の身長と同じくらいの高さまで伸びていた。 僕は、そこにいた家族とともに呆然とその風景を眺めていた。
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