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〜〜〜遡る事 一ヶ月前〜〜〜
一色 寿 (母)
「 咲ちゃま。来月、
貴女のお見合いが決まりましたのよ
相手の方より請われておいでですので
そのおつもりでいらしてね 」
咲
「 、、、、、、お母さん、、、その、、、さぁぁ?
何とかならないの? 」
寿
「 分かってるってぇ。ぶってみたくて? 爆笑 」
寿=スーパーお嬢様、、、擬き!!
本当に、、母は実に面白い性格であり
お嬢様だけど、お嬢様ぶらない?そぐわない?
勘当スレっスレをギリッギリで生きてるような人
だからだ、、母が丁寧な口調な時程要注意な訳です
寿はティーカップで一口喉を潤すと、、、、
行き成り窓際に立ち両手を握りながら、、、
語り始まる。 通称 我が家の母の小劇場
「 武ちゃま=(最愛の人=旦那様)
武ちゃまの親友の親戚ですって!(嬉嬉)
血筋は任せて間違い無いから!!
咲!いい? 一 金
二 仕事
三 容姿
四 健康
性格なんか暮していたら小洒落た生活に紛れて
忘れるものよ!!!
安心だわあ♡ やっと一人片づくなんて♡
嫁かああ、、、
感慨深いわあ、、、、 」
私は母の握りしめた手を離しながら、、、つい、、
「 誰も、、まだ、行くとは、云ってもな 」
寿、、、マイクを持ち始めた、、、行き成り、、、
「 あッあッ!! テステス。。あっあっ🎙 」
「 そのさあ。。わざとらしくさあ? 」
寿
「 仕方がなかったのよ〜。。
断われ無かったんだから、、、
観念しなさい!?」
「 お見合い。。。してもいいよ。。別に、、、、
でもさ?!
写真は無い! 相手を聞いてもノラリクラリ、、
はぐらかす。。お母さんいつもそう!!
大事だよ?っゆう事ほどちっさい声なのよ!
私だって、、、分かってます!
この家に産まれてどのように生きていくのか
覚悟はしています!! でも、、、」
寿は咲の肩に手を添えながら、、、つい云う
「 会ってみましょ? 先ずは、そこから!
ね? いいよね? ね!!」
めちゃ手を合わせて来たし。。。
それが返って私は不安なんだよ!!
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