こんがらがる糸

1/4
77人が本棚に入れています
本棚に追加
/79ページ

こんがらがる糸

 「 咲。。。いつか。。。またな?!」  私はボーッとする脳に朝ですよ。        の証しである朝陽の光が瞼にかかる。  身体を起こし背伸びする。。。           (はああああああああああ。)    。。。また。。。あの。。。夢を見た。。。   で。。。3歩位歩くじゃん?   何の夢だったっけなあああ。。。   となり。。忘れるっって。。ゆう。。ね?  時計は只今九時半。。。  軽くシャワーを浴びて身支度を整える。  コンコン ドアを叩く音がする。              「はあああい。」 滝子   「お嬢様。お支度は如何でございますか?」   「  出来たわ。。今、参ります。 」 一色 咲  25歳  本日、 人生の墓場に向けて歩みを一歩進めます。。 〜〜〜遡る事 一ヶ月前〜〜〜 一色 寿 (母) 「咲ちゃま。来月、貴女のお見合いが決まりました  相手の方より請われておいでですよ。。 」 咲 「お母さん。。。その、、、さぁぁ?   何とかならないの? 笑笑笑笑笑笑笑。」 寿 「分かってるってぇ。ぶってみたくて? 爆笑」 寿=スーパーお嬢様。。。笑笑笑笑笑 でも、この人は、実に面白い人。。。 お嬢様だけど、お嬢様ぶらない?そぐわない? 勘当スレっスレをギリッギリで生きてるような人。      寿 「 武ちゃま=最愛の人=旦那様  武ちゃまの親友の親戚。。  血筋は任せて間違い無いから。。嫁かああ。。                感慨深いわあ。。」 「誰も、、まだ、行くとは、云ってもな」 寿「あッあッ!! テステス。。あっあっ🎙」 「そのさあ。。わざとらしくさあ?」 寿「仕方がなかったのよ〜。。断われ無かったんだから、、、観念しなさい!?」 「お見合い。。。してもいいよ。。  写真は無い。相手を聞いてもノラリクラリ。  はぐらかす。。お母様はいつもそう!!  大事だよ?っゆう事ほどちっさく云う。。。」 寿 「会ってみましょ? 先ずは、そこから!          ね? いいよね?  ね!!」 めちゃ手を合わせて来たし。。。 それが返って私は不安なんだよ!! 駄々を捏ねまくってきて、、約束の今日になりました。。。 滝子「 うわあああああ。綺麗〜〜。」 楓=弟 「マジ。美人〜。。着物に負けてない!?」 「あははは。。ありがとう。。どうゆう意味?」 希=妹 「咲ちゃん。。本当。。綺麗〜。。自慢の姉だよ。。」 咲「ありがとう。。」 希「いい人だと良いね。。」 咲「  本当にね?   」 寿「  大丈夫。。パパを信じましょう?」 武彦「 何だ。。寿ちゃん!まだ、云ってないの? 咲。今日のお前の相手はさあ!しっ」 寿「あっあっ。。あっあっ。テステス〜 あっあっ。大丈夫かしら?🎤。。。」 めちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ 怪しい。。。。。。 武彦「まあ。。行ってみな?? 笑笑笑笑笑」 母と私は、、、お見合い場所へ向かう事にした。
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!