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今日は朝から会社でアロママッサージスクールの指導員。
夕方からは、大学で女子バレーボール部の部員をケアする。
中島静流(なかじま しずる)25歳、毎日同じ様な日々だけど、充実してるし、何より仕事が面白いと感じています。
「しずちゃん、枯れてるよね」
「ホントそれねー」
「もったいないよね」
「あーね」
女子大学生の会話には口を挟まない事にしてる。
挟んだら最後、徹底的にイジられるから。
「しずちゃん、彼氏いないんでしょ?」
「今はいらないの」
「どんな人がタイプなの?」
「細マッチョ。腹筋バキバキなら尚良い」
「マジで?」
「触ってボコボコしてないと嫌」
「じゃ、男バレだったら、誰の身体が良いの?」
「タイプの身体はいないね」
「そっか、あっ、痛い、ソコ痛い」
私の下で悶絶してるのは、キャプテンの新井弓佳さん。4年生でセッターをしている。
今日は、攻撃中心の練習だったから、ジャンプトスの回数が多く、ふくらはぎに疲労が溜まっていた。
明日に疲労を持ち越さないように、丁寧に筋肉へと酸素を送り、疲労が和らぐようにマッサージを施す。
これが私の仕事。
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