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あとがき
いかがだったでしょうか? もこの「恋愛」ジャンル2作目完結です。最後までお読みいただいた読者の皆さまには本当に感謝です。改めてお礼を言わせてください。ありがとうございました。
この春にちょっとしたきっかけから恋愛ジャンルの作品を1つあげましたが、もう恋愛に踏み込むことはないだろうな、と感じていました。
けれども、この夏にツイッターのフォローワーさんとふと話したことがきっかけとなり、この作品を書きたいと思うようになりました。その話とは……。
「ゲイの人ってずっと対象は男の方だけで変わることがないのだろうか?」
このようなものだったかと記憶しています。自分はそれに対して「違うと思う。」と返した記憶があります。
どうしてかというと、本当にセンシティブな話題になるかと思うのですが、キチンと自分の性指向を把握している方、それを貫いて一生を終える方はどのくらいいるのかな? と感じたからです。まぁ、沢山いるのかもしれません。
でもそう思った時に、「自分の自覚した性に対する考え方が変わっていた」ということも多少はあることなのではないかと考えました。
自分自身に照らし合わせても、可能性はゼロではないなと思います。
ここで出てくる「純」は自分をゲイだと自覚してそのように過ごしていますが、何かうまくいきません。「侑」も少し生き辛さを感じながらも自分らしさを考えながら一生懸命に生きようとします。
そんな2人が出会ってハッピーエンドになる。そんなストーリーがあってもいいかな、と思いつつ物語に熱が入っていきました。
「侑」に関する性的マイノリティについては、言葉で表しませんでしたし、ここでも明らかにするつもりはないのですが、何か感じていただけたらいいなあ。
なんて作者の都合の良い言葉で締めくくりながら、この作品の執筆を終えたいと思います。本当にありがとうございました。
2021.12.23
もこ
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