隣の家のイケショタ君

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白のオフショルの服に黒のレースのミニスカートで、俺はとりあえず着替えて顔を覗かせれば香穂さんが来てカーテンを開けて俺を見てくる。 「あらあら可愛い!良いじゃない?あとは靴ね」 脱いで会計を済ませてきた物をまた渡され、着替えて今度は靴売り場へ向かう。足がスースーする…靴売り場では黒のヒールブーツを買ってもらい、履き替えて隣を歩けばまるで姉妹のように見える。 「香穂さんあの俺…どうなっちゃうんでしょう…家庭教師もしばらく無理だろうし…」 「あらぁ?累君に見せてあげたらいいのに」 「いや、いつも接してきた隣の家の男が女になったとか困惑するだろ?」 「今日も行くんでしょう?いいと思うわ」 ニコニコ優しい笑顔を浮かべられ、学校が終わって帰ってきた時間まで一緒に買い物をしてから累の家の前に来た。二階建ての家で、累の部屋のカーテンが開いているので帰ってきてはいるのだろう。 インターホンを鳴らせば女性が出てきた。黒の肩につくほどの髪に黒目の大人しめの服の女性で累の母親だ。俺を見てきょとんとした顔をしている。 「えっ…と…紗月…です」 「あぁ紗月君!わからなかったけど面影はあるわね!あはは!また結弦の薬でやられちゃったか。まぁあがってあがって」 兄貴の友達の嫁という事もあり兄貴の事は知っているみたいで、俺のこの状況もすんなり受け入れられていて怖い。
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