隣の家のイケショタ君

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累の部屋をノックすればいつも通り入って良いよと言われるので、扉を開けて入る。しばらく机に向かっていたが、俺が何も言わないのを気にしたのか振り向いてきた。 明らかに驚いていて、鉛筆を落として俺を見つめている。いやそりゃ俺が来ると思っていれば知らない女が来たらビビるよな… 「紗月…?」 「え?なんでわかるんだよ」 いつも呼び捨てされてたけど、なんかこの姿で呼び捨てされるのはなんというか…立ち上がって俺の目の前まで来て見上げてきている。 「本物?」 「ん?あぁ…本物…だけど」 胸を見られて答えれば、そっかと言って微笑まれた。いや…もっと反応しない?いや小学生ならそんなものなのか?? ため息をついてベッドに寝転がりながらまたゲームを始める。うーん胸が違和感あるな…起き上がってベッドサイドに座り足を開いて座りながらゲームをしていれば机に向いていた累がこちらを見て立って歩いてきた。 何かと思っていれば足を閉じられ、見ていれば頬に触れられる。少しムッとした顔をされていて、俺はゲームを膝に置いて見つめる。 「勘違いされちゃうぞ?」 「勘違い…?」 俺が聞けば軽く押し倒され、俺の上に覆いかぶさり顎に触れられる。反対の手で太ももを撫でられ、息が詰まる。
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