隣の家のイケショタ君

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公園の桜は満開でとても綺麗で、俺はそれに見惚れていればこちらを見られているのに気づいて見下ろすと目が合った。 「やっぱり桜の下で見る紗月も綺麗だな」 「うわぁぁぁあ…」 微笑まれて顔をそらす。可愛すぎん?累めっちゃ可愛い…しばらく顔をそらしていたが、見下ろせばまた微笑まれる。くっそかわ… しばらく一緒に歩いていれば、ボール遊びをしていた子達がこちらに気づいて走り寄ってきた。どうやら累の友達のようだ。 「誰このねーちゃん」 「ひゃっほーい!」 「うわぁ!」 一人にスカートをめくられ、驚けば累はムッとしてその少年と俺の間に立った。睨んでいて他の少年達はビクッとして一歩下がっていく。 「累友達と遊んでおいで」 「紗月…でも俺…」 「ほら…あそこのベンチで待ってるから」 俺がベンチを指差せばしぶしぶ友達と遊びに行ったが、しばらくすると楽しそうに遊びはじめた。昼の時間になれば皆解散したのか息を切らせて戻ってきた。汗がキラキラしていて眩しい… レストランに入り、俺はハンバーグ定食を頼み累はオムライスを頼んで食べた。その後は一緒にデパートへ向かって色々見て回った。 夕方にもご飯をまた違うレストランで食べてから家に帰る為歩いていた。もう夜も遅く、手を繋いで歩いていれば家の前で見上げてくる。
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