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※※※
(性描写が入ります)
「っねえ、ちゃんと鼻で息して…っ」
「してるぅ…っは、ちょ、待って…っ」
「無理」
あれよあれよと由依の家に着いたかと思えば、そのまま抱えられてベットにまで連れていかれる。
そのままずっとキスをしていれば、発情期も早まるもので、じんわりと尻の穴から蜜が出始めた。
うわ、やば……。
俺の雰囲気が変わったのが分かったのだろう。はだけていたシャツやズボンは取っ払われ、着ているものは無くなってしまった。
「んっ…、由依っ、恥ずかしいって…!」
「俺も脱ぐから」
白いシャツの下から、鍛え上げられた筋肉質な上半身がさらけ出される。
下も脱ぐと、向かい合わせに座った。
由依も呼吸が荒い。興奮してるんだ…と胸がきゅんとなり、さらに蜜がとろりとこぼれたのが分かった。
「……恭弥はさ、そろそろ自分のバースについて認めなきゃいけないと思うんだよね。いつまでもオメガであることから逃げちゃいけないよ」
「……そんなの、分かってるよ。でも、守られる存在として扱われるのもやだし、死ぬまで一生この発情期に苦しまなきゃいけないなんてやだよ…」
「…まずはじめに、発情期は苦しくないってところからかな」
なにが?と言おうと口を開いたときには、やんわりと下唇を噛まれ、強引に入ってきた舌に口内を弄られる。
それだけでも手一杯なのに、キュ、と乳首を摘まれて変な声が漏れる。
「そんなとこっ、触んなぁ…っ」
「ふふっ、声があまあまだよ。一緒に気持ちよくなろうねっ…」
片手で陰茎をしごかれる。
他人にやられるのは自分でやるのよりも何倍も気持ちよかった。
「っ…、おれも、やる…っ」
「んっ…、嬉しいなあ…」
由依のは俺のよりも大きくて凶暴で、ちょっぴり泣きそうになった。
そっと握ると、ぴくりと反応した。
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