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腰まである窓の縁に綾乃の片足を乗せた。外から見えるか見えないかの高さにある下腹部からは、愛液が溢れ出していて拾いきれずに太股を伝って流れ始める。
「嫌らしい女の子だな」
俺はそれをすくい上げると綾乃の口に突っ込んだ。そして粘り気のあるそれに唾液を混ぜるように深いキスをする。
「自分のは嫌い?」
眉間にしわが寄っていたが返答は無い。
「俺は綾乃のコレ、好きだよ」
皿に付いたハンバーグのソースを舐めるように綺麗に舐め取る。
ひんやりした窓ガラスに綾乃の背中を押しつけると乳頭が立つ。そして胸を伝いへそを舐め茂みにたどり着くとそこをかき分けながら性感帯を探す。
指で開きながら舌の平で大きく舐める。時折舌先でくすぐってやる。
自分の肩に口を当てて声を殺しながら喘ぐ綾乃。その姿を下から見る俺。
それに気付いたのか股間に張り付く俺の頭をモシャッとする。
俺は髪をいじられるのは嫌いだ。
立ち上がると窓のガラスに寄りかかった。今度は舐められる番だ。
女性の顎は小さい。奥まで入らないから擦るに足りない。が、柔らかくて狭い口内は何か優しさに包まれている感じがして気分が良い。
その気持ちよさに浸っていると段々と早くなりピストンに変わった。
「この吸い付き具合がたまらない」
真空な上にこのシゴキは、俺の事を畳み掛けにきているようにしか思えない。思わず腰を引いてしまった。
綾乃は俺の腰に手を回すとギュッと押して突き出すようにした。
そして動きが止まった。
「これ」
後に回した手が腰を撫でる。火傷の跡を見つけたらしい。
くわえた物を出すと上目遣いで俺を見た。
「あぁ、それね」
「私知らなかった」
「火傷の跡。ケロイドね」
綾乃は月明かりに照らされたその火傷の跡を見てそっと撫でた。
「裕太。だからいつも脱がなかったの?」
「そうね」
「熱かったね、可愛そうに」
そう言うと火傷の跡にキスをする。隅から隅までキスをする。
神経が無い部分もあれば、感じすぎるほど敏感な部分もある。
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